Coxボディダンパー
Coxボディダンパー
まず、ヤマハ発動機株式会社によって開発されたというこのパーツの詳細を、下記リンクで御覧頂きたい。
http://www.cox.co.jp/coxproducts/parts/body/b_01.html
・・・・・・。
いかがでしょうか?
判るような、判らんような、いったいこれは如何なるものなのか・・・
VWとAudi用のラインナップに加え、今回ポルシェケイマン用が登場、さらに
M'sマシンワークスさん
http://www.emuzu.co.jp/
が取扱いを開始。
ポルシェ界でも注目度が高まる中・・・
雑誌911DAYSさんより取材車両提供の依頼があり、こりゃいい機会だぜ!と飛びついたアニョ☆キング・・・・
さて、その効果はいかに?
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VW/AudiチューナーのイメージがあるCoxさんだが、カレラカップジャパン事務局も株式会社コックス内にあるのである。
ということで、ショールームへ。
これが噂のボディダンパー。
ここで、広報の方から商品の効果や詳細、開発秘話をお聞きする。
それらの記事は、後日発売の911DAYSの紙面に譲るとして・・・
このパーツ、今までに無かったものだけに、なかなか判りにくいが、実は既にかなりの国産車に純正採用されているのだという。
また、車種別に入念なダンパーセッティングを行い、最大限の効果を発揮するよう調整されているという事だ。
一見、ケイマン用のボディダンパーは、そのままボクスターに付けられそうなのだが、実際はオープンとクーペではボディの動きが違うので、セッティングも異なるものになり、各々専用のダンパーでなければ効果が最大限発揮出来ないとの事。
現在ポルシェ用で発売されているのはケイマン用のみだが、当然ボクスター/911などへの展開も期待出来るし、実際にテストを行っておられるようである・・・。
さて、これで晴れて立ち入り禁止エリアへ。
・・・・・・・・・。
うーむ、写真を撮ったはいいが、おそらく勝手に公開出来ない車両ばかりですな、こりゃ。
そりゃもう、凄いのがありましたぜ、旦那!
と、ワシが遊んどる間に、アニョケイマンへのボディダンパー装着準備が開始されていた。
987ケイマンの下回り。完全にカバーされている。
手前の穴は、ラジエターの熱抜きだろう。
うしろ。
これがこれから取り付けるケイマン用ボディダンパー。
バンパーを外す。
ネイキッド・ケイマン
取り付けは、既存のボルト穴を利用するため、ボディへの加工は不要。
YAMAHAのロゴが!
フロント装着完了。
御覧の位置に装着される。
この位置にセンターラジエターがあるテイプトロニック車には対応していないので、注意が必要だ。
続いてリア。
装着位置はココ。
このダンパーのストローク量は1mm程度とのこと。
たかが1mm、されど1mmか?
その1mmが生む効果とは?
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装着が完了したところで、911DAYS掲載用の写真撮影。
ポルシェジャパンからやってきた広報車は、雑誌等で見覚えがあるクルマ。
見開きでドカン!と掲載(されればイイナ・・・)
この二台を、モータージャーナリストの森野恭行氏が乗り比べて、その違いをインプレされます。
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試乗コースまで、私が運転。
試乗コースに至る道は適度に曲がりくねり、アップダウンもあり、さらに適度に荒れた路面であったが・・・
私のファーストインプレッション・・・
確かに違う!
自分のクルマだからすぐに感じた事を箇条書きにすると・・
1、乗り心地が良い。荒れた路面の細かい凸凹によるショックが和らいだ。
2、ただし、段差のような大きな入力までも吸収するようなものではない。
3、ロードインフォメーションはそのままに、角がとれた感じ。
と、まずは乗り心地面での違いが顕著に現れた。
これは、速度を上げていったときの方が、より効果が感じられる。
そして、連続するコーナーでは、確かに接地感が増している。
総じて、サスペンションがリラックスして仕事をしているような印象を受けた。
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森野氏が、まずはノーマルケイマンSを試乗。
19インチホイールに、タイヤはRE-050、ノーマルサスという、足回りは同じ条件のクルマ。
幾度と無く道を往復し、乗り味を刻み付けた森野氏。
私に対して「どうですか、ボディダンパーは」と問いかけてくださったので、先述の感想を述べる。
評論家の方々の間でも話題になっているようで、「なるほど、噂の通り、おそらく、その通りだと思います。」と言って、ボディダンパー仕様アニョケイマンに乗り込む森野氏。
森野氏の詳しいインプレは911DAYSの紙面で御覧頂くとして、印象に残ったのが
「ノーマルではPSMが介入するようなところでも、ボディダンパー付きのほうはシッカリ接地して粘ってくれたよ」というお言葉。
なるほど、もしかしたら、これはタイムアップも期待出来るかもしれない・・・
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ということで、コレは本当にお勧め出来るパーツだと思うが、実際に乗っていただかないと、なかなか伝わらない部分も多いかもしれない。
取材終了後、M'sマシンワークスの水本さんに電話する。
ア「いやー、よかったですよ、アレ!」
M「だろ。」
ア「でも、乗ってみないと判んないっていうか、言葉では説明難しいですね」
M「だよな。でも、いいでしょ?」
ア「ええ、悪い事は何も無い!イイ事だけです。」
アニョキングは、Coxボディダンパーをお勧めします。
宣伝ではなく、マヂで。
911DAYS 次号に、乞うご期待!
http://www.911days.com/
他車種用も続々登場予定のようなので、CoxさんのHPも要チェック!
Cox http://www.cox.co.jp/
そして、ケイマン用ボディダンパーの魁、
M'sマシンワークス http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/emuzu.co.jp/g/D0015/index.shtml
アニョキング&アニョケイマン HPへ戻る
こんばんわ。
ありがとうございます!
走りに関しては、早さを競ったりタイム至上主義ではなく、あくまで技術向上とFUN、だと思っています。
若い頃は暇はあったが財力が無かった・・・
今なら楽しめる、あと何年楽しめるか判らないが、今なら。と、そんな気がして、突っ走らずにいられないのです。
と、MB用は・・・どうでしょうね。
可能性は、無くはないと思いますょ。。。
昔、神奈川トヨタ系のチューナーズショップはコックスの開発部品だと言ってました。アリストだったかな!?
ボディダンパー?なんて聞いた事がありませんが効果が得られればサーキットは期待出来ますね。
アニキが羨ましい!
あ~私も身体が動くうちにやりたい事をしなければ!
911DAYSはここ1年位の愛読書なんですよ~(何故か)
な~るほど~
タワーバーなどで剛性アップする方法がありますが、タワーバーやロールゲージなどでガチガチにすると、今度、力が逃げる場所が無くなってしまい、乗り心地等に悪影響が出ますが、その逃げ道をダンパーを用いることで作ってやり、乗り心地をも犠牲にしないとそういう感じなんですかね?(間違ってたらゴメンなさい。)
いやぁ、コレは凄いですな(@_@)
面白いですねぇ
コックスは結構色々やっていますね。カレラカップの事務局がコックス内というのも知りませんでした。
人生一度きりなので、やれる時にやりたい事やりましょう!
>ジェノスさん
つっかえ棒ではなく、ダンパーですからね。発想の転換と思います。クルマのボディそのものをバネに見立てれば、ダンパーと組み合わせるのは当然の発想...
開発者曰く、これは革命らしいです。
>ICHIO様
クレフさんは、911系ではQuaife の取り付け実績が結構あるようですね。安心して任せられると思います。
LSDは是非実装したいパーツですので、続報楽しみにお待ちしております。
ケイマン対911を想定すると、やはりリアのトラクションで不利、そして如何とも出来ないのがサスペンション形式ですね。。。
ケイマンのストラットはトーが妙に動くので、911のマルチリンクみたいにはいかんのだろうなぁー。と思っていたのですが、このボディダンパーである程度改善出来るかもしれません。
ボディダンパーは剛性パーツというわけではなく、ボディの歪みを是正してサスペンションの働きを良くするものだということで、ポルシェのような必要十分な剛性があるクルマこそ、効きが実感出来る、という事です。
たった1mm!
MR-S用ではないですよね、きっと・・・。
今度、助手席に乗せてください(笑)!
ヤマハ製なので、トヨタ用は多いに可能性があると思いますよ。
実際、純正でクラウンやカローラに装着された実績がありますし。
それにしても凄い行動力ですね。
20代の頃早朝箱根(その頃Pは殆ど見ませんでした)に行ったりして本気でサーキット走りたいと考えていた時期がありました・・・・
アニョキのその情熱、凄いと思いますよ。
これからの展開が益々楽しみです。